Wednesday, February 25, 2009

vine of the first snow


気に入っている駅のお花屋さん(のお姉さん)。

ある日、その店先にハツユキカズラの苗がずらっと並んでました。
んー。ラブリーである。

結局連れて帰り、それなりにかわいがってます。

さて、調べてみると、ハツユキカズラは日本原産の植物のようで、
英名が無い他、花ことばもあいまい。
淡いほお紅色から濃い緑へと、葉の色が変化するのが特徴です。

緑の上に、まだら、その上に真っ白な葉が来て、トップは淡いほお紅色。
このいきものに「ハツユキ」と名付けた人は、
きっと初雪を待ち望んでいる人に違いないと思う。

私が花ことばをつけるなら、無二の喜び、とか。

Tuesday, February 17, 2009

あし/よし


あし【イネ科】〈花ことば:神の信頼、音楽、いんぎん、不謹慎〉

たま川の川縁に、えんえんと広がる葦の群れ。
背丈よりずっと高く、良くしなり、
手折り、大きくふれば、ぶぉんぶぉんと唸りをあげる。

高い! に自然と憧れる不思議さ。
見上げることの気持良さ。
普段手の届かないものに届く楽しみ。

木化して凛とたたずむ葦。
折れば鋭い切り口を持つ。
分け入ろうにも簡単に足をとられる。

冬の散歩の味わいを知る。

Monday, February 09, 2009

川崎市のプラネタリウム


川崎市青少年科学館でプラネタリウムを見ました。おじいちゃんの解説が、とても温かくて素敵。ゆるやかに、でも楽しく、どこまでも丁寧で、とっても魅力的でした。

星や星座といった、抽象的に記号化されたものから、宇宙の深さ、広さ、大きさに結びつくことは、とてもワクワクすることでした。また、プラネタリウムの建物には、古くから残されてきた趣きが満ちていて、どこか励まされる思いでした。

そして、今日東京の空を仰ぐことの楽しみが、一つ増えました。

冬の風吹く中、丁寧なお仕事によって、心温まりました。川崎市のプラネタリウム、おじいちゃんの心と共に、100年、200年と残してほしいものです。


*モクレンの花ことば…『自然への愛』